
運転日記
Diary > スパ西浦モーターパーク
テツ夫に乗り始めて1年半が経ちましたが、町乗りばかりでスポーツ走行は全くしておりませんでした。
三ヶ根山をドライブしたりカートを転がしたりしてガス抜きはしていましたが、
どうにも不完全燃焼な感じが続いていたので、盆休みのどさくさに紛れてGetした平日休みで行ってきました。

スパ西浦モーターパークです。
愛知県蒲郡市の西浦温泉街にある、海と山に挟まれた風光明媚なサーキットで、
JAF公認というだけあって、広いコース、コントロールタワー、ピット、シャワールームも完備しています。
初走行のサーキットとなれば、普通は確り予約していくものでしょうが、
仕事の都合で本当に休めるか怪しかったし、コミュ障の自分は電話が嫌いなので当日予約なしで朝一から乗り込みました。
そんなわけで、予約なしの突撃から走行までの流れを簡単に説明します。
※園内撮影禁止の関係で他の方の車や姿は移せないので、サーキットを走っている感のある画像が無いのはご了承くださいm(頭)m
まず、サーキットに入るには駐車場手前のゲートで入場料を支払う必要があります。
自分としては初めてのシステムだったので戸惑いましたが、まぁ設備が充実しているサーキットなので仕方ないのでしょうね。

場内に入ったら、トイレや喫煙所が併設された海側の建屋にある受付に向かいます。
西浦は初走行の場合、基本的に講習を受ける必要があるので、受付でその旨を伝えて時間や場所を確認します。
因みに講習は1日に9:00と13:00の2回しか開催されないようなので、
初走行の場合は走りたい時間を考慮して受講する必要があります。

自分は朝一で乗り込んだので、9:00からの講習を受けようと受付奥にある休憩室の片隅で待っていると、
係りの人が書類を配り出して、それを受け取って必要事項を記入したら、後は流される動画を見て受講終了となりました。
講習後に受付で予約状況を確認したら、11:00からの枠が10台ほどでまだ空きがあったので早速予約。
走行開始10分前にコントロールタワー1階でブリーフィングがあるのですが、
それまで小一時間あったので車の準備をして過ごしました。
因みに、ブリーフィングではコースについての簡単な説明や最近行われた改修内容、その日のコンディションなどを教えてもらえました。
ブリーフィングが終わったらいよいよコースインです。
車に乗って駐車場の奥に移動して、予約時に受け取ったカードを係りの人に渡したら、コースに入ってピットロードで待機、
走行開始のシグナルが点灯したら走行開始です。
実に10年ぶりとかになりそうな久々のサーキット走行ですが、
三ヶ根やカートで走っていたお蔭でブランクを感じることなく走ること
…は全くできませんでしたね(汗)
シグナルが変わった時点でヘルメットとグローブを装着していないのに気が付いて慌てて装着したり、
オーディオ鳴りっぱなしの車内で走りながらシートポジションを合わせたりと、我ながら酷い有様でした。(苦笑)
肝心のコースの方は、まず最初の3周ほど慣熟走行する決まりになっているのですが、
先述の通りスタートから酷い有様だったので、ドーゾドーゾと後続車に先にいっていただいてシンガリをGet。
そこから気楽なロンリードライブをした感想ですが、
1~3コーナーは立体交差しているだけあって、見た目以上に下っているので、
コントロールに注意しないと簡単にスピンしそうです。
実際3コーナーはスピンからそのまま立体交差の壁に突っ込む車が少なくないようです(怖)
立体交差を抜けると右⇒左のS字コーナーから緩やかな右コーナーへと続きますが、
自分の場合S字の立ち上がりが下手なせいで3速にシフトアップする頃には、
次のヘコーナーの侵入となってしまいとてもヤキモキしました。
そこから先はヘアピンが連続するインフィールドですが、
特に2ヘアピンは出口がきつくなっていて難しい印象を受けました。
最終コーナーはヘアピンを越えてすぐのため、ステアリングやアクセルを焦るとリアがブレイクしそうなので要注意です。
ここまで頑張るとお待ちかねのホームストレート、アルテッツァだと後半で4速に入るくらいの長さでした。
まぁ自分の場合、立ち上がりが下手なせいでほぼ3速でおさまりましたが…
ざっと走行したコースの感想はこんな感じです。
あとはサーキット初走行のテツ夫に対する感想ですが、噂の通り油温は簡単に120度くらいまで上がりますが、
真夏の日中に走ったわりには、エンジン、ブレーキともに快調で安心しました。
夏前に新調したタイヤ(トーヨーPROXES T1 Sport)も安定感があり、滑り出しも緩やかだったので、
安心して走ることができました。
まぁ、、、テツ夫がギブアップする前に、自分がギブアップしたというのが正直なところで、
久々のサーキット走行によるプレッシャーとサウナ風呂のような車内にやられて、
連続走行は10周が限界でした。
本格的にサーキット走行を再開するなら、車の前に体を鍛えないとダメそうです(苦笑)
さてさて、そんなこんなで終了時刻が近づきシグナルでクールダウン走行の指示が出たので、
それに従い軽くコースを一周してから退場し、無事走行終了となりました。
無事といえば、走行終了後、荷物を片付けていると車内のいたるところに謎の黒い粉が…。

犯人はこちらのグローブでした。

グリップラバーがボロボロになって剥がれ落ちていました。
いやはや…人も道具も10年のブランクを痛感する有様ですね。
この日は、親切な清掃のおばちゃんに「あんた汗だくじゃないの!」と袖を引っ張ってもらわないと、
ツナギが脱げないほど汗だくだったので、帰り道に西尾の小京都の湯で温泉、垢スリ、
マッサージを堪能してから家に帰りました。
編集後記:
本当に久々のサーキット走行でしたが、いい気分転換になりました。
まぁ一人で走るのはやっぱりちょっと寂しいので仲間を探さねば。。。
でもその前に、まずはグローブを新調しよう。。。